つまり天照大御神。
「神鳳抄に村上御厨小所とあり、上古伊勢神宮御拝地なれば、神明宮の鎮座も上右なれど書類散逸して鎮座の年月は不詳なり。境内に周圏2丈九尺五条の老槻ありしが寛永年間枯2舎を造築す。その他丈余の老樹ありて鎮座の古きを物語る。」(「長野県神社庁」HP)
信濃村上氏は、平安時代末期から坂城に移る南北朝時代後期まで、村上御厨のあった村上を本拠地として活躍したようだ。
ここも村上氏にゆかりのある神社とは思われるが、となりの網掛地籍には村上大國魂社があり、村上氏の伝承が残ることから信濃村上氏の発祥はそちらかもしれない。
参道の西側にある鳥居。
拝殿は南向きであるが、参道は南に面した東西の道のようだ。
ここでは関係ないが、写真奥、村上御厨神社西隣の民家内には御厨社古墳があり、見事な横穴式石室が残るという。
拝殿正面には鳥居の基礎石らしきものがある。
拝殿。
本殿。
本殿横の石祠。
境内の西にある
枯木のようだがかなり立派。かつての社叢を偲ぶ。
仏像か。そう古いものには見えないので気に留めなかった。
東側から見た村上御厨神社。
田園に浮かぶ小島のよう。
2018、11月初訪
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