祢津集落の宮入にある。西方に根津下の城、その東尾根先にある宮嶽山陵神社のすぐ麓に当たり、北方には根津上の城がある。
滋野三家の祢津氏居館跡という。
祢津氏の居館跡というのは他にあり、「
古見立祢津氏居館(古御館)」がこの場所に移る前の居館という。古御館は古見立集会所の辺で、より新張地区に近い。楢原とともに新張牧が祢津氏の所領であったことからあり得るかもしれない。
祢津氏参照。
根津下の城(禰津城・根津城・祢津)参照。
根津上の城参照。
宮嶽山陵神社参照。
道路左側が居館跡、右手は下の城の尾根。
居館跡北側。裏門の地名が残るという。堀らしき遺構はない。
中央の大きなカヤの木周辺に土塁と段丘が残っている。
北東隅あたり。石のあたりは土塁の名残か。
居館中央を遮る段丘。
祢津氏居館の庭木だったと言われている。
段丘の上段が主殿とも、下段が主殿ともいう。
写真では伝わらないが、かなり立派な巨木。
土塁がよく判る。違いになった虎口状の斜面もいい。
西側の土塁と段差。折れがあるというが竹藪で判らない。
段丘下段。池のようでもある。
2017冬
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